こんにちは、まろです。
3クラブの基本技のひとつ、バッククロスのやり方を10個の練習ステップにわけて詳しく解説します。
3クラブバッククロスは、クラブジャグラーならマスターしておきたい技です。
3クラブバッククロスはダブルスピンで練習するのか、シングルスピンで練習するのかにより難易度がかわりますが、練習のステップ、技術や考え方はおなじです。
動画ではシングルスピンのバッククロスで解説しています。
目次
1. 3クラブバッククロスのやり方10個のステップ
ステップ1. クラブ1本で投げ方の練習
- キャッチした手をノブまでスライドさせる
- 薬指か小指でノブを止める
- 投げる手は手のひらが上を向くような手首のつかい方
- からだの正面で高めにふわっと投げる練習をする
ステップ2. クラブ1本で背中のうしろ
- ステップ1と同じような感覚で、背中のうしろから投げる。
- 後ろから前ではなく後ろから上というように、キャッチがからだの近くになるようにする。
- 高めにふわっと投げたり、なめらかに投げられるように十分1本で練習をする
ステップ3. クラブ2本で練習①
- 1本目をバッククロス、2本目をカスケードの順で練習をする。
- ふわっとなめらかに投げられるように。
ステップ4. クラブ2本で練習②
- 1本目をカスケード、2本目をバッククロスの順番で練習する。
ステップ5. クラブ3本で1本だけ背中のうしろ①
- 1本目をカスケード、2本目をバッククロス、3本目からはカスケード。
- 反対の手からも練習をする。
ステップ6. クラブ3本で1本だけ背中のうしろ②
- クラブ3本でカスケードをしながら、自由なタイミングで1本だけ背中のうしろから投げる。
- カスケードが安定しているタイミングで反対の手からも背中のうしろ。
- 背中のうしろから投げることになれたら、5回に1回せなかのうしろから投げるなど、リズムを意識して練習する。
ステップ7. 片方の手から連続して背中のうしろ
- 片方の手で連続して背中のうしろから投げる。
- 左右それぞれ練習する。
ステップ8. テニスパターン
- 1本のおなじクラブを常に背中のうしろから投げる
ステップ9. フラッシュ
- クラブ3本を連続3回背中のうしろから投げる。
ステップ10. 3クラブバッククロス
- フラッシュから5キャッチ、7キャッチ、9キャッチと少しずつ回数をふやしていく。
2. バッククロスの3つのコツ
コツ1. クラブをふわっと高めに投げる
特にシングルスピンでバッククロスの練習をする場合、最初は時間をつくるためにもふわっと高めに投げることを意識しましょう。
バッククロスを低くするのは技が安定してからです。
コツ2. 肩の前でキャッチできるようにコントロール
背中のうしろから前という意識がつよすぎると、クラブを前に投げすぎてしまいます。
前に投げすぎると、その手を背中のうしろまで持っていく距離が無駄なうごき、時間につながります。
肩の前でキャッチして自然に手をおろしたらもうバッククロスができる、その感覚を意識しましょう。
クラブを投げるのは後ろから前というよりも後ろから上です。
コツ3. 腕はスイングではなく投げ上げ
腕を背中の反対側までスイングさせてクラブを投げると、背中の反対側からキャッチのために肩の前まで手を引きもどすことになります。
この手の移動距離と時間は無駄になります。
腕をスイングして投げ上げるのではなく、上に引きあげる感覚で投げ、手首もつかいながらすぐに次のクラブをキャッチできるようにしましょう。
・まとめ
3クラブバッククロスの練習ステップは10個です。
- 1本で投げ方をおぼえる
- 1本で背中のうしろ
- 2本でバッククロス-カスケードの順
- 2本でカスケード-バッククロスの順
- 3本でスタートの次、2本目をバッククロス
- 3本で自由なタイミングで1本バッククロス
- 3本で片方の手が連続してバッククロス
- 3本でテニスパターン
- 3本でバッククロスフラッシュ
- 3クラブバッククロスの記録をのばす
- コツ1. クラブをふわっと高めに投げる
- コツ2. うしろから前ではなくうしろから上に投げる
- コツ3. 腕を背中の反対までスイングさせず、上に引きあげる投げ方
あせらずひとつひとつのステップをマスターすれば、必ずできるようになります。
ぜひ動画を見ながらしっかり練習をしてください。