こんにちは、まろです。
先日こんなツイートをしました。
正直自分でもできる見込みは立っていないし、怖いのは一緒なんですけどね…
とにかく前に出ながら必死で考えてなんとかする。
そうすると何もなくても何とかしてみせるという自信が身につくし、チャンスもつかめます。
クオリティは低くても最初に手をあげる1人になる勇気は大事。
— まろ@プロジャグラー21年目 (@marokurita) March 2, 2019
僕はいつも真っ先に手をあげてきました。
舞台でこれをやりたい人、きっかけを出す人、これができる人、センターに立つ人、誰か試してみろ…
誰か先に行かないかなとみんなが顔を見合わせている時に即決で手をあげる。
正直能力はみんなと変わらない。 でもその後のポジションは大きく変わります。
正直自分でもできる見込みは立っていないし、怖いのは一緒なんですけどね…
とにかく前に出ながら必死で考えてなんとかする。
そうすると何もなくても何とかしてみせるという自信が身につくし、チャンスもつかめます。
クオリティは低くても最初に手をあげる1人になる勇気は大事。
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先生や監督、演出家の前に率先して立つのは勇気がいる行為ですが、みんなが迷っている時に手をあげることには4つのメリットがあります。
それは
- 積極性・勇気がみとめられる
- 本番で目立つ場所に立ち、観客の印象にのこる
- 次のチャンスでも重要な役をもらえる
- トラブルがあってもその場で何とかできるようになる
ようになることです。
今回はこのツイートについてさらに詳しく書いていきます。
目次
1.最初に手をあげる人になる4つのメリット
・積極性・勇気が認められる
みんなが最初に出たくない理由は、まだ自分の準備が整っていないからです。
他の人の様子を見ながらもう少し自信を持てるように、しっかり準備してから出ていこうと考えている。
実は指導者も最初の人が十分な準備ができていないことは分かっています。
でも6割、7割でもまとまっていればとにかく前に出る。
常にその姿勢をつらぬいていれば、その積極性と勇気は強く指導者や仲間たちの印象に刻みこまれます。
・本番で目立つ場所に立ち、観客の印象にのこる
センターに立つ、場面のきっかけになる、そういった時に手をあげるチャンスがあれば迷わず手をあげるべきです。
一瞬迷って他の人が手をあげたらそれでチャンスは終わり。
目立つ場所に立つことができれば、その分観客の印象にものこりやすくなり、ファンも増えます。
・次のチャンスでも重要な役をもらえる
常に積極的に挑戦する、重要な役割も恐れずにこなせる、まわりの人にそう認めてもらえれば、自然と次のチャンスでも重要な役をもらえるようになっていきます。
この場合遠慮は美徳ではありません。遠慮=消えてしまうだけ。
遠慮がちな人から図々しいと思われようと、恐れずに前に出ることが次につながります。
・トラブルがあってもその場で何とかできるようになる
まだ用意がととのっていない、確信がないのに勇気だけで前に出て何とかする、そういった経験を繰り返していると、予想しないトラブルに直面しても何とかできるようになります。
なぜなら予想しないトラブル、準備できていない状況でも何とかするということはすでに何度も経験済みだからです。
しっかり準備して安心した時しか前に出たことがない人は、予想しないトラブルに直面したら立ち尽くすしかありません。
2.最初に手をあげる人になるデメリット
最初に手をあげる人になるデメリットはほぼありません。
でもあえて言うなら2点、
- うまくいかないこと、恥をかくこともある
- 手をあげない人たちからやっかまれる
ことです。
でも最初に挑戦してうまくいかないことはそんなに問題ではありません。
そこが難しいことは誰もがわかっているからです。
どちらかというと一番最後に出ていってあまり良いクオリティではない人の方が印象は悪いです。
さらに恥をかくといっても、それは自分の感情の問題で、それ以上に積極的に前に出る、恥をかくことを恐れないというメンタルを持つことの方がはるかに価値があります。
そしてもうひとつ、手をあげない人たちからやっかまれることについてですが、これは放っておきましょう。
なぜなら手をあげない人たちはやがてあなたと同じ舞台に立つことはなくなるからです。
残念ながら誰かが挑戦する、成功していくことをやっかむ人たちがいなくなることはありません。
でもそこで遠慮したり動揺していたら、自分自身も同じレベルに引き戻されてしまいます。
これもデメリットというよりは挑戦する上では避けられないノイズのようなものです。
・まとめ
自分にチャンスがある時には一番最初に手をあげること、そうすると4つのメリットがあります。
- 積極性・勇気がみとめられる
- 本番で目立つ場所に立ち、観客の印象にのこる
- 次のチャンスでも重要な役をもらえる
- トラブルがあってもその場で何とかできるようになる
デメリットは
- うまくいかないこと、恥をかくこともある
- 手をあげない人たちからやっかまれる
の2つですが、これは気持ちの問題で具体的なデメリットではありません。
今回は役者、ジャグラー、パフォーマーとしての話でしたが、舞台にかぎらず、様々な場面で最初に手をあげる機会はあります。
そういった時に条件反射的に手をあげられるようになりましょう。
手をあげて、あとはそこから何とかする。
それを繰り返すうちに鍛えられたチャンスをつかむ姿勢が、その先の人生も切りひらいていきます。