こんにちは、まろです。
多くのジャグリング初心者が目指す技として5個のボールジャグリング、5ボールカスケードがあります。
5ボールカスケードが思うように上達しない場合はがむしゃらに頑張るよりも練習内容を見直した方が早く上達できます。
今回は5ボールカスケードの練習に行き詰った時のチェックリストを紹介していきます。
5個ボールジャグリングのやり方徹底解説動画
目次
1.代表的な5ボールジャグリングの練習ステップを知る
5ボールカスケード習得のためにはいろいろな練習方法がありますが、代表的なものとして以下の練習ステップがあります。
- 3ボールを高く投げる(7ボールの高さ)
- 3ボールフラッシュ
- 3ボールスネーク(チェイス)
- 552(4ボール)
- 55550(4ボール)
- 5ボールフラッシュ
まずはこれらの中から、どこまで自分はできるのか、どのステップは安定していないのかを確認しましょう。
できるの基準は足を動かさずに
- 3ボールを高く投げる→100キャッチ以上
- 3ボールフラッシュ→30セット以上
- 3ボールスネーク(チェイス)→30セット以上
- 552(4ボール)→20セット以上
- 55550(4ボール)→20セット以上
- 5ボールフラッシュ→10回連続成功
これらをいつでも楽にクリアできることとします。
2.実際3個、4個ボールでの練習は5個ボールよりも簡単
先ほどのチェックリストはどこまでできるでしょうか。
もし多くの項目をクリアできていなければ、5ボールカスケードが伸びない原因はそこにあります。
基準にしているキャッチ数、セット数が多すぎるように見えるかもしれませんが、3個や4個での練習は間違いなく5ボールカスケードよりも簡単です。
3個スネークや552など、リズムが一定ではない練習は少し分かりにくかったり混乱することもあるかと思いますが、理解できればやはり5ボールよりも簡単な練習です。
このあたりの練習があまり安定していないのに面倒がって5ボールの練習に進んでしまうと、結局遠回りになってしまうことが多いです。
3.どこまで5ボールができるかで、時間配分も変わる
先に書いたチェックリストは5ボールがほとんどできないのか、ある程度できるけど安定しないのかで取り組み方が変わってきます。
リストの項目を全部クリアできる人
リストの技はウォーミングアップとして5分位で簡単に済ませ、5ボールそのものの練習に取り組む時間を多く取りましょう。
552と55550を10セット以上できる人
3ボールの練習は5分位で簡単にすませ、552と55550を20セット以上できるように練習しましょう。
ここまで来ていればおそらく5ボールフラッシュを10回連続も達成できると思います。
その次は5ボール7キャッチを3回連続、次は9キャッチを3回連続と、2キャッチずつ増やしながら21キャッチを3回連続成功できるところまでを目指していきます。
11キャッチx3連続成功できたら、5ボールの練習の最後に5ボールを続くだけ10分くらい練習してみましょう。
21キャッチx3連続を成功できたら、ここまでの練習ステップは全てウォーミングアップとして10分以内に済ませ、3連続成功はしなくて良いので最初から5ボールを続くだけ投げる練習をしていきましょう。
552と55550を5セット以上できる人
3ボールの練習は10分位で簡単にすませ、552と55550を10セット以上できるように練習しましょう。
この段階の場合は5ボールはフラッシュを10回連続、それができるなら7キャッチを3回連続などの練習をします。
5ボールを続くだけ練習するのはまだ非効率なので、続くだけの練習はやっても5分くらいまでにしておきましょう。
まだ5ボールの練習を始めたばかりの人
3ボールの練習はリスト通りの数、552と55550は5セットを目指していきましょう。
4.その他のエクササイズ
基本は先ほどのリストをクリアできれば十分ですが、そのリストそのものに行き詰った時はまた違う練習をしてみることもおすすめします。
上手くいかない練習にこだわらず、違う角度から練習するという考え方です。
5ボール習得のために必須ではありませんが、おすすめする練習リストを紹介します。
3ボール
- 高いフラッシュ
- 高いスネーク
- ボールの保持時間を長く、短く
- 531
- 5511
- 3アップスピン
4ボール
- エイシンクロ100キャッチクリア
- 4ボールを高く投げる(6ボールの高さ)
- 53
- 534
- 5551
・まとめ
地道に基礎を固めなくても5ボールがどんどん伸びているならそのままで構いませんが、5ボールジャグリングの練習に行き詰った時は、練習ステップをしっかりクリアできているか確認しましょう。
基本的な考え方は5ボールに限らず、
伸びているならどんどん進む、行き詰ったらできていない基礎をクリアする
です。
そして基礎が固まってきたら5ボールそのものに使う時間の割合を多くしていきましょう。
何か技がうまくできない時は基礎に戻ることを恐れず、まずはどこで問題が発生しているのかを確認しましょう。
今回は練習ステップの確認の話でしたが、実際は5ボールを投げるフォームやパターンの対称性、リズムなど、技術面での確認も必要になります。
その点については自己流でも正しいジャグリングのフォームを身につける方法という記事をご一読ください。