こんにちは、まろです。
ジャグリングは本番でミスをする可能性を常に抱えたパフォーマンスジャンルですが、一度ミスをするとそのあと何度も続けてミスをする、演技が崩れてしまうということがよく起こります。
今回は本番でのミスの連鎖を避けるために大事な考え方を1つ紹介します。
それはミスをしたらゆっくり演技に復帰することです。
ジャグリングにおける典型的なミスは道具を落とすことですが、そんな時多くのジャグラーがあわてて道具を拾い、すぐに演技に戻ろうとします。
ミスに対してしまったという気持ち、緊張や興奮などで呼吸も浅くなりがちです。
そこでさらに急いで演技に戻った結果、また道具を落としてしまう。
目に浮かぶようですね…
そんな時は一呼吸おいて、ていねいに道具を拾い、あえていつもよりゆっくり演技に戻りましょう。
そのために本来予定していた技を1つ2つ飛ばしても構いません。
特に本番慣れしていないジャグラーは、ミスの連鎖が起こると次に何をやればいいか分からなくなってしまうこともあります。
ステージで素に戻ってしまう瞬間です。
もちろん本番でいきなり間合いを取ることは難しいので、普段の練習やリハーサルの時からミスがあったら一呼吸し、一度頭をリセットして集中しなおす習慣を作っていきましょう。
それが習慣化されると本番でミスがあっても演技を止めずに、動きの中で一呼吸しながらリカバリーすることができるようになっていきます。
ジャグリングのミスは意図せず起こってしまうものですが、ミスの連鎖を避けることは可能です。
本番で不必要なミスを重ねないように、ぜひ普段からミスの後はゆっくり演技に復帰することを心がけてみてください。