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結果につながる良い努力とは、その特徴と注意点

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前回の記事「無駄な努力は努力ではない。結果が出る努力を意識しよう」に続き、では無駄な努力に対して良い努力とは何かについて書いていきます。

1.そもそもなぜ努力をするのか

努力をするのは、今はまだ出来ないことを身につけたい、学びたい、何かを達成したいという目的があるからです。

つまり努力は目的=結果を得るためにするものであって、努力すること自体は目的ではありません。
ここを基準に考えると、最終的に目的を達成できれば良い努力、できなければ無駄な努力となります。

ここで良くあるのが、目的には届かなくても、努力の過程、経験が糧になっているから無駄な努力なんてないという意見です。

基本的には僕も賛成ですが、あの努力は無駄ではなかったというのは、その努力の次にまた別の努力をして、それが報われた時に「振り返ってみれば無駄ではなかった」ということです。

もし結果が出なくても努力は無駄にならないから、というのを努力の最中に言ってしまうのは、結果を達成できなかった時のための言い訳、逃げ道を作っているだけです。

例えば大学受験で第一志望校に合格しなくても、結果的には学力が上がったし第二志望校で良い出会いもあったから努力は無駄ではなかった、といえば確かにそうかもしれません。

プロ野球選手を目指したけれど声がかからず、それでも厳しい練習を乗り越える精神力、仲間たちと過ごした日々は無駄ではなかったといえば確かにそうかもしれません。

様々な経験から新しい道に進み、最初の道を進んでいたよりももっと大きな結果を得られたというケースもあるでしょう。
でもそれは振り返ってみた時の話。

振り返ってみれば努力も経験も全て無駄にはならない、僕もそう思います。

でも本当は第二志望より第一志望校に合格していた方が良かったのではないでしょうか。

プロ野球選手を目指していたのなら、プロの世界で活躍できた方が良かったのではないでしょうか。

さらにもしあなたが努力の最中で、その努力の質を上げることで結果を変えられる可能性があるなら、全ての努力は目的を達成するため、そこをごまかしてはいけないと思います。

2.結果につながる良い努力をするには

・正しい長期目標を設定すること

今の自分の実力ではどうやって実現すれば良いか分からないくらいの大きな長期目標を持つことはとても大切です。
初心者、中級者、アマチュア、新人が自分の実力や経験を基準に考えると、どうしても現状の延長線上の長期目標を設定してしまうからです。

本当はもっと大きな目標を達成できる可能性を持っているかもしれないのに、自分で可能性を狭めてしまう、これは特に成人、年齢を重ねれば重ねるほどこういった傾向が強くなります。

この点については頑張ればできそうな最終目標を設定することは間違い。正しい目標の決め方という記事に詳しく書いています。

最初に間違った長期目標を設定してしまうと、全力の努力は最速で間違った場所にあなたを連れて行くだけです。

・良い指導者がいる、または独学なら目標到達への過程全体を把握している

先ほどの正しい長期目標を設定するということが登る山を決めることだとしたら、これはその山に登るガイドを選ぶということです。
または単独登山なら計画を立ててその全体像をしっかりと把握する。

レベルの高い長期目標を設定したら、そこを自分で試行錯誤しながら達成していくのは効率が悪すぎます。
それよりもすでにある知識や方法、ノウハウ持った人を利用した方が絶対に良いです。

指導やノウハウがあったとしても、そこからさらに試行錯誤しなければいけない場面は必ずやってきます。

これはどんなスポーツや芸術でも、プロなど高いレベルになればなるほど、経験のある指導者やコーチがいることを想像してもらえば分かりやすいと思います。

・簡単すぎず、難しすぎないレベルの努力をすること

自分にとって簡単すぎるレベルの努力では成長につながらないし、難しすぎても効率が悪い。

例えばジャグリング未経験者が3個ボールの基本パターンを100時間練習すればかなり上達できると思いますが、僕が3個ボールの基本パターンを100時間練習しても時間の無駄です。

これは未経験者にとっては3個ボールの基本パターンが努力をするのにちょうど良いレベルで、僕にとっては簡単すぎる例です。

ちなみに2018年12月現在、僕は8個ボールと9個ボールの練習をしていますが、そこをさらに超えて11個ボールの練習を100時間やっても時間の無駄です。
もしかしたら100時間やって1回だけ動画撮影に成功!ということもあるかもしれませんが、実感としては100時間やっても成功しないと思います。

逆に100時間8ボールの練習をすれば記録を伸ばしていける感覚はあります。

これらは極端な例ですが、もっと細かいレベルでも、簡単すぎる練習や難しすぎる練習は、行為としては練習をしているので練習をした気になりますが、結果としては成長につながる練習に時間を使っていないということになります。

この点に関しては練習のレベルを見直すとジャグリングが早く上手になるという記事に詳しく書いています。

毎日自分のレベル、コンディションも変わるので、練習のレベルは毎日微調整しながら常に少しだけ挑戦になるレベルを保っていく必要があります。

・技術、取り組みをチェックし、修正する仕組みがあること

ジャグリングで言えばフォームやリズムが正しいかどうか、技が上手くできるようにならない場合はどこに問題があるのかを分析する方法や習慣などです。

指導者やコーチがいる場合はその場でアドバイスや修正があるのでそれで大丈夫、この点が指導者がいる最大のメリットです。

独学の場合は自分で動画撮影をして、上級者の動画を参考に自分の課題を見つける必要があります。チェックと修正に時間差があるのが独学のつらいところですが、それでもこれをやるかどうかでかなり結果が変わります。

具体的な考え方については自己流でもジャグリングの正しいフォームを身につける方法という記事に詳しく書いてあります。

・短期目標や練習メニューを進捗具合に合わせて調整すること

努力の目的は最終的に長期目標を達成することなので、短期目標はそこに至るまでの過程、場合によっては柔軟に変更していく必要があります。

目標を立てて練習をしても実際は思い通りに上達できない、結果が伸びないということは頻繁に起こります。
このままでは中期目標の達成が危ういなと気づいた時は、どうすれば期限内に中期目標を達成できるだろうと、短期目標、練習メニューを見直すことが必要です。

長期目標についても同じく、場合によっては中期目標も修正が必要です。

例えばオリンピックのマラソンでの勝利を長期目標にしていた場合、コンディションが上がらないので12月に出場予定だった国際レースを回避して翌年2月の別のレースに出場して、そこで代表権を獲得しようといったようなイメージです。

長期目標を達成することだけを見据えて、達成の可能性を上げられることがあるなら柔軟になんでもやる、そういった考え方です。

その上で当然短期目標も達成には全力を尽くしますが、良い努力をしているなら短期の結果にはこだわり過ぎないことです。

・まとめ

結果につながる良い努力の条件

  1. 正しい長期目標を持っている
  2. ゴールに導いてくれる指導者がいる、独学なら練習計画の全体像を把握している
  3. 練習や取り組みを外部の目でチェックし、修正する仕組みがある
  4. 長期目標の達成にこだわり、短期の目標にはこだわりすぎない

もしあなたが努力の方向性に悩んでいる、限界を感じているというようなことがあれば、そのせっかくの努力を結果につなげられるように、良い努力をすることに意識を集中してみてください。

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