プロジャグラーのパフォーマンス

まろ | ジャグリング

自分だけのジャグリング技をつくる方法

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こんにちは、まろです。

 

ある程度ジャグリングが上達してくると、ステージに立ったり自分の動画をSNSにアップしたくなります。

そして特にジャグラー向けに発信する場合ですが、評価されるには基本技ではなく

  • 難易度が高い技
  • 自分だけの技(新しいアイデア)

などが必要になります。

今回は自分だけの技のつくり方、アイデアの出し方を紹介していきます。

1.時間をかせげる技を覚える

ジャグリングの基本パターンでは常に左右の手が動いているので自由に動ける余地がすくないですが、いくつかの技は片方の手を止めて時間をかせぐことができます。

時間をかせげる技の例は

  • マルチプレックス
  • 1up(ハイスロー)
  • 片手で2個(4242)
  • 423
  • ストール
  • サイトスワップで2を持つ技

などです。

特にサイトスワップの2は道具を握ったまま自由に手を動かしたり、2を小さいトスにする、2でマニピュレーションをすることもできます。

1テンポでも片手が自由になれば、その自由な手で新しいアイデアを形にすることができます。

2.ボディスローを覚える

からだのまわりで道具を投げる、さまざまなボディスローのバリエーションを覚えましょう。

ジャグリングのパターンにさまざまなボディスローを組み合わせることで、オリジナルのパターンを作りやすくなります。

例えばただのハーフシャワーも、片手を首のうしろスロー、片手を足の下に変えるだけでもあまり見ないパターンを作ることができます。

3.マニピュレーションを覚える

ここで言うマニピュレーションとは

ボール:ボディロールやストールなど

クラブ:フローリッシュやロール、バランスやラップ系の技など

リング:ボディロールやバランス、アイソレーションやフィンガースピンなど

のことです。

マニピュレーションはサイトスワップの2に取り入れたり、3や4でも取り入れることができます。

4.時間をかせげる技にボディスロー、マニピュレーションを取り入れる

時間をかせげる代表的な技、423を例に説明します。

一番自由に動けるのは「2」の部分です。
サイトスワップで2ということは道具をにぎったまま、または小さく投げることができます。

そこでできることは例えば道具をにぎったまま腕を動かす、ボディスローをからめて小さく投げる、マニピュレーションを行うことができます。

考え方のコツはまず423の2の部分など、やりやすい数字を1つ選んで、その数字でできることをさまざまな方法で試してみることです。

さらに進んだらそれぞれの数字にアイデアを割り振っていきます。

いくつか例をあげると

  • 4(ショルダースロー)2(腕回し)3(バッククロス)
  • 4(足の下)2(反対腕の外から小さくトス)3(通常)
  • 4(通常)2(こめかみストール)3(通常)

など。

それぞれの数字にすべてのボディスロー、マニピュレーションを割り振るだけで数え切れないアイデアを形にすることができます。

そのためにもアイデアのネタ元になるボディスローとマニピュレーションの知識、習得が必要です。

5.すでにある技を分解して組みなおす

例えばバッククロス、オーバーヘッドカスケード、リバースショルダースローという3つの技を選んだとします。

道具が3個の場合、たとえば1投ずつそれぞれの技に割り振ります。

バッククロス-オーバーヘッド-リバースショルダー-バッククロス…と続いていくパターン。

他にも

足の下-首の後ろ-ペンギンキャッチ-足の下…など。

さらに基本のパターンをカスケードではなくサイトスワップの75300などに変えた上で様々な技を当てはめることもできます。

・まとめ

自分だけの技をつくるには、まずアイデアのもとになる

  • ボディスロー
  • マニピュレーション

のバリエーション、そしてそれをいかすための

  • 時間をかせぐ技

を覚えましょう。

それらの技を組み合わせたり、さまざまな技を分解してサイトスワップにあてはめたりすることで自分だけの技、パターンをつくっていくことができます。

まずは自分の得意な技を3つえらんで、それを分解して組みなおすだけでもおもしろいですよ。

ぜひ試してみてください!