プロジャグラーのパフォーマンス

まろ | ジャグリング

リスクが怖ければセミプロジャグラーという選択肢もある

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こんにちは、まろです。

 

プロジャグラーをめざすことで、将来の職業や生活にリスクがあることはたしかです。

プロをめざす人は、なぜプロになりたいのでしょうか。

  1. 一般的な職業につく気がおこらず、ジャグリングだけで一生くらしたい
  2. ジャグリングでステージに立ちたい、観客に楽しんでもらいたい

この1の場合はやるしかありませんが、2の場合はかならずしもリスクをとってプロを目指さなくてもいいかもしれません。

1.セミプロジャグラーという選択肢

ここでいうセミプロとは、平日はメインの仕事があって、週末に出演料をもらってパフォーマンスをするジャグラーのことです。

セミプロでも観客の前に立ちたい、楽しんでもらいたいという目的は十分はたせます。
さらに出演料をたかく設定しないこともできるので、場合によってはプロよりも仕事をもらえる、ステージに立てる機会もふえます。

そしてメインの仕事があるので、生活が安定するぶんリスクも小さいです。

2.セミプロとプロジャグラーのステージは大きく変わらない

日本国内ではプロジャグラーの仕事は休日がメインになります。
休日をメインにパフォーマンスをするという点はセミプロジャグラーと変わりません。

僕の知り合いでもセミプロジャグラーとして十分活躍している人もいます。

プロとしての信頼度や、出演依頼があるステージのクオリティなどに差はありますが、そこまで大きな差ではありません。

3.セミプロとプロジャグラーの一番のちがい

セミプロジャグラーとプロジャグラーの一番のちがいは、時間です。

平日に毎日仕事があるのか、平日は毎日自由にすごせるのか。
ここは大きいです。

プロジャグラーは平日も毎日練習やショーの準備をする人もいれば、文字どおり自由にあそんでいる人もいます。

事務所に所属していないかぎり上司はいないので、自分が自分のボスです。

自分が好きなように予定をきめられる、仕事で毎日つかれていないのでやりたいことを元気にやることができます。

この時間と行動の自由がセミプロとプロジャグラーのいちばんのちがいです。

4.プロになるかあきらめるかの2択じゃなくていい

人前でジャグリングをして楽しんでもらいたい、それがプロを目指す動機なら、かならずしも経済的なリスクをとってプロジャグラーを目指す必要はありません。

プロになるかあきらめるか、その中間の選択肢セミプロという道があるからです。

仕事をしながらセミプロを目指す、学生のうちにセミプロを目指すという選択肢。

そして生活や身分が保証されているあいだにセミプロとして活動できたら、その手ごたえ、収入、自分の気持ちを確認してプロになることも十分できます。

1か0かではなく、0があぶなそうだったら1に留まれる状態でトライしてみる。

もちろん0を覚悟で全力でプロを目指すジャグラーには遅れをとりますが、生活のリスクはよりひくくおさえることができます。

・まとめ

プロジャグラーを目指すかどうか、一番迷う理由は収入面、安定性です。

パフォーマー、アーティストとしてしか生きられない人は突きすすむのみです。

でも人前でジャグリングをしたい、観客に楽しんでもらいたいということがおもな目的だったら、まずは就職や学生の身分のまま、セミプロとしての活躍を目指すことも選択肢です。

リスクが少ないのはセミプロジャグラー、リスクは大きいけど成長が早く、活躍の可能性も大きいのはプロジャグラー。

自分がどこまでリスクを受けいれられるか、プロじゃなくてもセミプロジャグラーとしてステージに立てる機会はあるということをもう一度考えてください。