プロジャグラーのパフォーマンス

まろ | ジャグリング

人生最後に挑戦すること

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こんにちは、まろです。
今年新しい挑戦を始めるので、久しぶりにブログを書きます。
その挑戦とはもう一度海外トップレベルのショービジネスの現場に戻ること。

今僕は45歳、今年46になります。
サーカスの世界ではとっくに引退していてもおかしくない年齢。
年齢的にも海外に挑戦できる最後のチャンスです。

僕は以前5年ほどドイツに住みながらヨーロッパでショーをしていましたが、
人に教えるとか家族の事情とかで、本拠地を日本に戻して活動していました。
でも挑戦できなくなる前に、もう一度自分のために時間を使いたい。

しばらくヨーロッパを離れて仕事のオファーやスケジュールを断っていると、仕事のつながりも切れてしまいます。
だから今はもう一度ショーの現場に戻れるように、1からスタートするような状態。

とはいえやることはシンプルで、

  • 誰もやっていないことをやる
  • 自分しかできないことをやる
  • 高いクオリティの強力な演技を作る
  • それを海外のディレクターに届ける

基本はこれだけ。

僕が毎日刀ジャグリング5本の練習をしている理由もこのためです。

刀ジャグリングの演技は「誰もやっていないこと」「自分しかできないこと」ですが、
5本を安定してショーで使えるようになればさらに「強力な演技」になる。
そして演技や体の表現、安定性を磨けば「高いクオリティ」にもなり、全部そろいます。
こんな気持ちが背景にあったので、できるだけ早く限界を伸ばしたいし、ショーの後でも時間を作れるかぎり毎日練習を続けてきました。

海外のショーに出演が決まってから出演のお知らせをする方がスマートかもしれませんが、
よく「プロになるためには」とか、「海外で活躍するためには」という質問をもらうので、
その背景ではどれくらい練習しているのかとか、継続しているのかとか、
どんな風に目的を実現していくのかなどを見てもらえたらと思います。

もちろん日本にいる間は出演や講演や指導、自由練習会の開催など
変わらず行っていくので、ぜひ会える時に会いにきていただけると嬉しいです。