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まろ | ジャグリング

毎日ジャグリングの練習=レベルの低い努力【コラム】

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こんにちは、まろです。

みなさんは毎日ジャグリングの練習をすることを努力だと思いますか?

僕は毎日ジャグリングの練習をすることは努力とは思いません。

何かを得ようとする時に定期的に練習や勉強をするのは当然だからです。

毎日続けることが努力なら、毎日通学すること、出勤すること、部活に出ることなどは努力でしょうか。

中学生が3年間学校に通ったからといって、君は毎日学校に通ってよく努力したね!とは評価されないでしょう。

毎日会社に通うなんてすごい努力ですね、と評価されることもないでしょう。

毎日通う、毎日練習をするということは当然のことで、大事なことはそこで何を得たか、作ったかということです。

毎日通う、練習をすることが努力だと考えてしまうと、そこにいるだけで自分は努力をしていると勘違いしてしまいます。

予備校に通うだけで勉強している気になっている受験生のように、毎日ジャグリングの練習をして努力している気になってしまうと、毎日の練習の割に思ったほど成長できないという状態になってしまいます。

予備校生でも、目的を持って能動的に勉強をすれば伸びるし、受動的に勉強をしているだけでは試験に落ちることにもなるでしょう。

とはいえ毎日ジャグリングの練習をすることが努力になる人もいます。
それは毎日練習をする習慣がない人です。

自分の習慣でない以上、毎日練習をするためには意志力が必要なので、その人にとっては努力です。

でも毎日練習というのは本当に入り口、レベルの低い努力です。

毎日部活で練習をするのは当たり前。

そこで上達を目指してどれくらい自分に負荷をかけるか、頭を使って練習をするかということが努力です。

もし定期的に練習をすることが努力だと考えている人は、ぜひ最初に毎日練習することを当たり前のことにしてしまいましょう。

そうすると毎日練習をすることが努力だと考えることもなくなります。

努力を評価する基準が変わるので、自分が成長するために一段上の努力にエネルギーを使えるようになります。

個人が持っている意思の力、エネルギーの量には限りがあるので、その限られたエネルギーをどれだけ上手に使えるかということがジャグリング上達の1つの鍵になります。

毎日ジャグリングの練習をするだけで安心せず、より成果の出る努力にエネルギーをつぎ込んでいきましょう。