こんにちは、まろです。
少し古いですが以前ジャグリング練習中の失敗との向き合い方という記事を書いたことがあります。
失敗をした時にどう振舞うかが大切という記事なのですが、今回はより具体的に、僕が去年経験した実例を交えて解説します。
先日他のジャンルの有名な先生にジャグリングを教えたことがあるのですが、練習中にボールを落とすとその方が「あー!」と言ったり、悔しがったりということがありました。
そして僕が「あー!と言うのはやめましょう。ドロップもジャグリングの練習の一部、リラックスする必要があります」と説明したところ、
「私も教えているけど初心者にリラックスしてと言ってもできないのよ」と反論が来ました。
それはその通りで、最初からリラックスして練習ができる初心者はなかなかいません。
でもリラックスして身体を動かすことはできなくても、「あー!」と言わないことはできます。
悔しがる素振りをしないことはできます。
これは初心者でもできる練習の習慣作りです。
リラックスして練習をしたいのに、「あー!」と言うことでストレス、力みにつながってしまいます。
むしろできるなら道具を落として「あー!」と言う代わりに「ふぅ」と一呼吸したいところです。
リラックス状態を作るというのは経験が必要ですが、「あー!」と言わないのはすぐに変えることができる具体的な行動です。
そして行動を変えると、精神状態も変わります。
背筋を伸ばして生活をすると気持ちに張りが出るように。
「ありがとう」と人に伝えると楽しく過ごせるように。
ジャグリングが上手になるコツは、どれだけ毎日の失敗に上手に向き合うことができるかです。
毎日何十回と起こる道具のドロップ、そこでストレスを積み上げていくのか、上手く抜いていくのか。
次の練習から意識してみてください。
「あー!」と言わない、それを習慣化できれば段々と練習中のリラックス状態を変えていくことができます。