こんにちは、まろです。
ジャグリングが効率よく上手になるには、ある程度の練習計画が必要です。
練習場所に着いてから思いつきで好きな練習しているアスリートはいません。
ジャグリングも同じです。
そしてできれば練習計画は何種類か持っておくことをおすすめします。
なぜならジャグリングは技だけではなくアイデアや独自性、表現力など、さまざまな要素でなり立っているからです。
どれか1つの練習しかしていないとステージに立った時にバランスが悪くなってしまいます。
棒立ちのジャグラー、観客の目を見れないジャグラー、見たことのある技しかやらないジャグラー。
そんなジャグラーになりたくはないですよね。
今回はジャグラーにおすすめする練習パターンを解説していきます。
目次
1.ジャグリングの基礎技の練習
これはジャグリングをする上で欠かせない練習です。
ここで言う基礎技とは、カスケードやファウンテン、シャワーやバッククロス、ナンバーズなどのことです。
文字通りジャグリングの基礎になる技なので、ここはジャグリングのスタイルに関わらず、ジャグラーなら必須の練習です。
特に中級者までの間は基礎技を伸ばすことにいちばん時間をかけましょう。
2.ジャグリングの応用技の練習
ここで言う応用技とは3個のこまかい技やサイトスワップ、マニピュレーションなど、ジャグリングの幅をひろげる技のことです。
どんな応用技が得意かで、そのジャグラーのスタイルや方向性が決まります。
Youtubeなどを参考に、どんどん得意技のバリエーションをふやしていきましょう。
3.新しいジャグリング技を作る練習
ジャグリングはすでにある技をどれだけできるかよりも、まだ誰もやっていない技を作れるかどうかも評価されるポイントです。
どんなにジャグリングが上手でも、どこかで見たことがある技しかなければあなたにステージに来てもらう必要はありません。
ジャグリングは上手だけど他の誰かが来ても同じ、そんなことになるのは残念すぎます。
せっかくジャグリングの練習をするなら、自分だけの技を作る練習もしていきましょう。
4.ストレッチなど身体の訓練
僕はすべてのジャグラーにストレッチや身体訓練をすることをおすすめします。
それぞれが目指すスタイルやレベルにより内容は違いますが、首まわり、肩から腕のストレッチをしておくだけでも怪我や故障の予防になります。
そして少なくとも標準よりちょっと元気に動ける体力があれば、練習の疲れも少ないし、その分集中して良い練習をすることができます。
怪我の予防と、体力があれば元気に練習できるということがすべてのジャグラーにストレッチや身体訓練をおすすめする理由。
さらにステージに立つジャグラーは、からだ全体のストレッチや倒立やアクロバット基礎、ダンス基礎などの練習をすることを強くおすすめします。
なぜなら一般の観客はジャグリングのパターンだけを見ているわけではなく、そのジャグラーの立ち姿などもしっかり見ているからです。
もしあなたが猫背で棒立ちのアイドル、歌手、俳優を見たらどう思いますか?
どんなに良い歌も演技も、立ち姿が台無しにしてしまいます。
さらに積極的に、柔軟性や身体表現が大きな武器になるレベルまで高めていけるとよりジャグリングが引き立つようになります。
5.ジャグリングの演技を作る練習
ジャグリングの技術が上がったりオリジナル技がある、身体も訓練されている、でもそれだけではジャグリングの演技を作ることはできません。
その持っている要素を使ってどうやって演技を作るかという練習が必要になります。
どうやってジャグリングのパターンを組み合わせていくのか、どうやってジャグリングに身体表現を組み合わせるのか。
そしてジャグリングと音楽の一致、演技力。
例えば30秒くらいでも、普段からジャグリングの流れをつくる練習をすることで演技を作ることが上手になっていきます。
6.自分のショーの練習
自分のショーがすでにある人は、技術練習や身体訓練とは別に演技の通し練習などが必要です。
これは演技を作っている最中の人はより時間を使うことになりますし、演技が完成している人は演技の確認、安定させるために数回通し練習をするというような短めの確認になります。
ショーの準備ということで、ステージに立つジャグラーには欠かせない練習です。
7.練習計画の例
練習計画は自分にとってどの練習が大切かによって、配分を決めましょう。
ジャグリングの技術を伸ばすことを重視するならたとえば
Aプラン:基礎技1時間+応用技20分+新しい技20分+身体訓練20分
Bプラン:基礎技1時間+応用技20分+演技作り20分+身体訓練20分
Cプラン:基礎技30分+ショーの練習30分+新しい技20分+演技作り20分+身体訓練20分
など。
そしてそれぞれのプランを週に2日ずつ、1日は休みとか、午前はAプラン、午後はBプランなど。
もちろん集中力、体力によって練習メニューの時間はより長くなることもありえます。
3時間練習のプランとか、4時間練習のプランとか。
ちなみに僕自身は4時間の練習を1セットにしています。
・まとめ
ジャグリングの練習には以下のようにさまざまな系統があります。
- 基礎技の練習
- 応用技の練習
- 新しい技の練習
- 身体訓練
- 演技作りの練習
- ショーの練習
これらを1日ですべて行うとかなりの長時間練習が必要になるので、いくつかの組み合わせで練習計画を作っておきましょう。
そうすれば練習のマンネリ化も避けられるし、日によって練習メニューを変えながら効率よく練習をすることができます。
個人的には毎日の練習で必ず基礎技の練習をすることをおすすめします。
僕が言う基礎技=かんたんな技ではありません。
沢山の数を投げるナンバーズなども基礎技。
基礎技はジャグリングの土台、核になる技です。
土台がしっかりしているから、他の表現をする余裕もでてくる。
ジャグラーとしての能力を高めながら、自分に合う練習計画を作っていきましょう。