こんにちは、まろです。
ジャグリング、筋トレ、ストレッチ、勉強、仕事…小さいことの積み重ねはどんな分野でも大切です。
小さいことの積み重ねが大きな結果につながる、そんな話は何となく聞いたことがあるかと思いますが、実際のところ続けたらどうなるのか、あまり実感がわかない人もいると思います。
僕は小さい積み重ねの例として、毎年たった1%でも成長できれば人生は激変すると考えています。
今回はその理由について解説していきます。
(複利だと多少ややこしくなるので単利で解説していきます)
1.二十歳から毎年1%体力が衰えた人は、50歳では30%体力が低下する
成人してから運動をしないと、徐々に体力は衰えていきます。
仮に二十歳から毎年1%体力が衰えるとすると、40歳で20%、50歳で30%、60歳では40%も体力が低下します。
毎年1%ずつだとほぼ実感はなく、去年と同じと感じるレベルですが、10年、20年経って気づいた時にはガクっと体力が低下しています。
こんなはずじゃなかったと思っても、50歳から30%低下した体力を取り戻すのはかなり厳しいです。
2.毎年1%体力が低下しないように維持するだけでも十分
アスリートでなければ毎年1%ずつ体力を向上させていくことは簡単ではありませんが、毎年1%体力が低下しないように維持することは誰でも取り組むことができます。
その結果が0.5%ずつの体力低下だったとしても、50歳で二十歳比15%の体力低下なのか、30%低下なのかは大きな違いです。
毎年の体力低下を0%にできれば、自然に衰えた50歳に比べて30%も体力が高い状態になれます。
アスリートの例としては50歳でも現役サッカー選手の三浦知良選手や40を超えても現役野球選手のイチロー選手を想像してみてください。
サッカーの三浦知良選手が普通の50代より60%体力が高いといっても納得できると思います。
20代でも多くの人はプロサッカー選手の強度で20分も走れないのではないでしょうか。
3.知識、技術、経験は体力よりも向上が簡単
年齢を重ねれば体力が低下する、衰えるのは生物として自然なことなので、そこに抗って毎年1%の向上を目指すのはかなり真剣なトレーニングと生活管理が必要です。
でも知識や技術、経験は体力に比べて年齢を重ねても向上させやすい分野です。
毎年1%英単語の知識量を増やすのは簡単だと思いませんか?
きっと毎月1%でも簡単だと思うでしょう。
持っている単語数が2000語の人なら、毎月20単語覚える、つまり3日で2つ単語を覚えるだけで1か月で1%です。
1か月でたった20単語も、1年では240単語になります。
10年で2400単語、20年で4800単語の増加。
他にもジャグリングの新しいパターンを覚える、専門分野の知識を増やす、新しい経験を積む。
こういったことは実際に毎年1%積み上げることは十分可能です。
逆に惰性で仕事をしていれば毎年1%忘れて行くことも十分あり得ます。
大切なことは小さくても向上しようと常に意識していくこと。
その小さなことの積み重ねが、気づいた時には手が届かないほどの大きな違いになっています。
・まとめ
毎年1%、ほんの少しでも確実な成長を意識しましょう。
努力の結果が成長率0%の現状維持でも、-0.5%の緩やかな衰えだとしても十分。
数年では目に見えない差も、必ずやってくる40代、50代になった時に取り返せない大きな差になっていきます。
さらに専業で打ち込める人は、毎年の成長を2%、3%と達成していけると、プロとしての圧倒的な差を作ることができます。
すぐに結果は見えなくても、小さな成長を積み重ねていけば必ず大きな結果につながる、そのことを信じて日々過ごしていきましょう。