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ジャグリング

プロが教えるジャグリング初心者のボールの選び方

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あなたはボールジャグリングの練習を始めてみたいけどどんなボールを選べば良いのか分からないと思っていませんか?
もしあなたが自分のボールを持っていないとか、次に買うボールをどうしようと迷っているなら、ジャグリング用ボールの種類と違い、選び方をこの記事を読むことで知ることができます。

ボールの選び方はすでに知っている人も記事後半の著名ボールジャグラー達の動画リンクを見るだけでも面白いと思います。

僕は2000年から仕事のためにジャグリングを始め、それ以来プロジャグラーとしてより良いボールを求めて数百個以上のボールを実際に購入し、使ってきました。
また沢山の初心者にジャグリングを教えてきた経験もあるので僕のおすすめするボールはジャグリング初心者にはある程度参考になると思います。

詳しく解説する分記事が長いので最初に書きますが僕の初心者へのおすすめは65~70mmのロシアンボールを5個100mmのステージボールを1個購入することです。

最初に5個のボール購入をおすすめする理由は、初心者が思っているより5個ボールの練習は早くスタートできるからです。せっかく5個の練習を始められる段階になっているのに手元に3個しかボールが無ければ当然5個どころか4個の練習もスタートできないし、3個しかボールを持っていない人は当たり前ですが1年後も3個しかできません。

なので僕はいつも自分が練習をしている数+2個の購入をおすすめしています。5ボールジャグラーなら7個、7ボールジャグラーなら9個。
+2個は自分の可能性でもあるし、本番などでの予備のボールにもなります。

ではこれから様々な種類のジャグリングボールの紹介や選び方ついて説明していきます。

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1.自分に合ったボールを選ぶとジャグリングの上達が早くなる理由

・なぜボールを選ぶ必要があるのか

ボールなら何でも良いんじゃないの?と思うかもしれませんが、ジャグリングの技を効率よく習得するには、自分に合ったボールを選ぶ必要があります。

例えばキャッチボールを野球のボールでやるのと、プラスチックボールでの練習、またはテニスボールや木の球などで練習することを想像してみてください。確かにどのボールでもキャッチボールはできますが、やはり野球用のボールが一番効率が良いと思います。
今回はジャグリング用ボールの選び方について

  • 投げやすさ
  • キャッチのしやすさ
  • 連続して投げ続けた時の腕への負担
  • ジャグリング特有の技のやりやすさ
  • 大きさ
  • 重さ
  • グリップ、手触り
  • 見栄え
  • 価格

など9つの要素からバランスを見て選ぶことになります。以下にボールの種類と特徴を見ていきましょう。

・ロシアンボール

プラスチックのボールに3割前後砂を入れたボールです。独特の感覚がありますが、そのジャグリングのやりやすさも相まって2000年代半ばから爆発的に広まりました。

最初は自作をしたり、販売されるものもボールプールのボールのように薄い殻のボールが多かったのですが、途中からロシアンボール用の金型で制作した品質の高いボールが主流になっています。

・ビーンバッグ

布や合皮のボールに穀物や樹脂の粒などを詰めたものです。汚れや傷に強い車のシートにも使わるようような合皮を使ったものやカラフルなもの、中身は8~9割で柔らかいものなど、様々なバリエーションがあります。

ロシアンボールが広まる前は初心者が選ぶボールはビーンバッグ一択でした。今でも値段、扱いやすさとも入門用ボールであることに変わりはありません。

・ステージボール

厚みのある樹脂系のボールです。ビーンバッグは中身が入っている分大きくするとかなり重くなってしまいますが、ステージボールは80mm、100mmと大きくしてもジャグリングできるくらいの重さです。

さらに樹脂特有の発色の良さがあります。そして中空で中身に偏りがない分、身体の上を転がすコンタクトジャグリングと呼ばれる系統の技がやりやすかったり、上級者は指の上でボールを回すこともできたりします。

ただしボールの硬さ、大きさなどから、複数のボールを片手にキャッチする時にボール同士がぶつかって手から落ちてしまいがちで、初心者が最初に購入するボールとしてはおすすめしません。

ステージボールにもそのキャッチのしやすさを補うため、外側を柔らかい樹脂にして、ビーンバッグのように穀物やペレットを詰めたタイプや、ロシアンボールのように砂を入れたり、SIL-Xボールというシリコンオイルを入れたものなどもあります。

・バウンスボール

ボールを床や台の上で弾ませるバウンスジャグリング用のボールです。シリコン製、またはゴム製になります。シリコン製は発色が良く、跳ね返りのムラも少ないので品質は良いのですが、ゴム製よりも高額です。

バウンスボールは使いこなせるようになれば投げ上げ、バウンス、コンタクトジャグリングと全ての要素をこなせる万能ボールなのですが、大きさの割に重量があり、さらに失敗するとそのままボールはあちこちに飛び跳ねて追いかけなければいけないので、練習効率という面からも初心者にはおすすめしません。

・日本のお手玉

家にお手玉がある、という場合はひとまずそれで3個の基礎技の練習をしてみるのも良いと思います。そしてそこから興味を持って先に行こうと思えたなら、大きさや形状などの見た目、重さなどの面から、やはりジャグリング用のビーンバッグかロシアンボールを購入した方が良いと思います。
その場合はビーンバッグの方がお手玉の感覚に近いでしょう。

もちろん日本のお手玉ショーというスタイルを目指して、あえてお手玉を使い続けるというようなはっきりしたイメージがあるなら、それも独自のスタイルとして良いと思います。

・クリスタルボール

水晶玉。実際はアクリル製かポリカーボネート製、現在はほぼアクリル製でしょうか。これは掌で複数のボールを転がしたり、身体の上を転がすようなコンタクトジャグリング用のボールなのでかなり重く、さらに落とすとボールに傷がついたり、身体にぶつけると怪我をするくらい痛かったりということもあるので、投げ上げるジャグリング目的ではおすすめしません。

・グローボール

LEDで光るボール。ステージ向けの見栄え重視のボール、重さや硬さなどは初心者の練習に向きません。簡単な技でも光の軌跡を使ったりすることで面白く見えるので、ステージで光を使った演出を取り入れたくなったら将来的に購入するのが良いと思います。

・ファイヤーボール

一応書きましたがこれを選ぶ初心者はいないでしょうね…燃料の扱い、熱さ、ボールとしてのバランス、全ての面から初心者にはおすすめしません。完全にステージ演出用ボールです。

2.ジャグリング初心者に僕がおすすめするボールとその理由

・僕が初心者におすすめするボールはロシアンボール

理由は沢山の数を投げたり技をやる時のバランスが良く、また腕や足、頭にボールを乗せるという技がやりやすいからです。中空のボールに数十パーセント砂が入っているので、おきあがりこぼしのように自然にボールが手に収まる感覚もあります。
その自然に手に収まる感覚やボール同士の摩擦が少ない点を利用した背中の後ろでのジャグリングなどもロシアンボールのメリットです。

また汚れてもウェットティッシュなどで奇麗に保ちやすいという点もあります。注意点としてボール内部に水が入ってしまうと中身の砂が固まってしまうので、水で丸洗いは避けた方が無難です。

ロシアンボールのデメリットはおきあがりこぼし的な感覚があるので腕や身体の上を新体操のように転がすことが難しいことです。自然に転がすことはできず、ロシアンボール特有の技術として扱う必要があります。

また、冬の乾燥した時期や手の汗など状況によりボールが滑りやすくなってしまうこともデメリットです。高価になりますがボールによってはEVA素材を使ったり、表面加工で滑りにくくしているものもあります。

身体を転がすことについては、ボールの殻自体の重さがあるウクライナボールなどは比較的転がりやすく、殻が軽いロシアンボールは転がりにくいなど、ロシアンボールの中でも差があります。

・もう一つのおすすめはビーンバッグ

これもロシアンボールと同じく沢山の数を投げたり身体にボールを乗せる技はやりやすいです。さらに中身が少なく柔らかめのビーンバッグを使えばキャッチがしやすいという利点もあります。
そしてロシアンボールと違って握り心地、グリップが良いです。

ビーンバッグのデメリットは、布で覆われているので完全な球形が保たれません。
特にジャグリングがやりやすいように中身が少なめだと見た目でも歪みが分かったり、お客さんに技を見せた時に、例えばおでこにボールを乗せてもお手玉のようにビーンバッグがつぶれていれば「乗って当たり前」のように見えてしまいます。

そしてビーンバッグもロシアンボールと同じく正確に身体の上を転がす技には向かないというデメリットがあります。
布でできている分落下の繰り返しによる傷み、汚れなどを奇麗にすることが難しいという点もあります。

ボールの痛みについては新しく買い替えれば済むことで、実際にビーンバッグは消耗品でもありますが、初めてジャグリングボールを買った人はできればそのボールを長く使いたいのではないでしょうか。

以上をふまえて僕の個人的なおすすめはロシアンボールです。お手玉感のある柔らかいボールが好きなら、少し中身の少ないビーンバッグも良い選択です。

・その他のボールについて

ステージボール系やバウンスボールは、表面が硬かったり弾性があるので複数のボールをキャッチする時に手から落としやすいので、最初に使うボールとしてはおすすめしません。

例外としてステージボール系でも外側が柔らかく、中身がビーンバッグやロシアンボールのようになっているものもあり、これらは初心者が使うにも良いと思うのですが、選択肢が多すぎると混乱すると思うので今回は除外します。

ただし最初に選ぶボールとしておすすめしないだけで、それぞれステージで見栄えが良いとか、トスジャグリングとバウンスジャグリング、コンタクトジャグリングの技を同時に使えるなどと利点もあるので、中級者以上になったらロシアンボールかビーンバッグの次に購入するボールとして、ステージボールやバウンスボールも選択肢に入れると良いと思います。

・ボールの種類の他に大切なのはボールの大きさ、重さ

基本的な考え方は「3個を無理なく片手に持てる大きさで、軽い方が良い」です。
指をいっぱいに広げてやっと3個を持てる大きさだと、実際にジャグリングをしてキャッチする時などにどうしても落としやすくなります。
また重すぎると長時間ジャグリングの練習をする人は疲れやすくなったり腱鞘炎になってしまうこともあります。特にボールの数を5個、6個、7個と将来的に増やしていきたい人は、ボールは軽い方が投げやすくなります。

個人の手の大きさによっても変わるのですが、僕はロシアンボール65~70mm、80~95gをおすすめします。

特に65mmは女性や子供でも手に収まりますし、僕自身が今練習のメインに使っている誰にでもおすすめできるサイズです。

ちなみに僕は以前80mmで150gのステージボール系を長く使っていたのですが、7個や8個のボールの練習のためには大きいボールだとスタートが難しかったり指が腱鞘炎気味になったりしてしまったのですが、現在のロシアンボールはスタートもキャッチもやりやすく、指や腕にかかる負担も小さいのでかなり練習の効率が良くなっています。

ただ幼児など本当に手が小さい場合は、柔らかくて小さいビーンバッグを選ぶのも良いと思います。

・小さめのボールを選ぶデメリット

小さいボールのデメリットは観客から見えにくいことです。当然ボールは大きい方がステージで見栄えがします。

実際プロは新体操ボールやバスケットボールなど、極端なサイズ、重さのボールでショーをしている人もいます。僕自身もショーでジュニア新体操ボールを使ってジャグリングをする場面もあります。

そういう意味では結局慣れてしまえばどんなボールでも問題はないのですが、順番としてはやりやすい道具でジャグリングを覚えて、その後に自分の目的に合ったボールに移行した方が効率が良いです。

なので初心者のうちはボールの見栄えよりもジャグリングのやりやすさ、練習効率の良さを優先してボールを選びましょう。

・余裕があれば他に100mmのステージボールも1個購入しておくと良い

これはロシアンボール、ビーンバッグのデメリット、身体の上を転がしにくいという点を補うためです。ボールジャグリングは投げるだけではなくボール特有の動きというものがあり、やはり身体の上を転がす、バランスを取るという技はボールならではの面白さです。

100mmのステージボールを1個持っておくことで、身体の上を転がす、バランスを取るというような技を平行して練習することができます。

これはどのようなスタイルを選ぶかという個人の選択なので絶対ではありませんが、7ボールが投げられるようになって上級者になった!という時に、ボールを転がす系の技ができないとその分演技の幅や可能性が狭くなってしまいます。

必須ではありませんが僕は将来の可能性のためにも100mmのステージボールを1個持っておくことをおすすめします。

ちなみに100mmである理由は60~70mmなど、ボールが小さいと身体の上を転がすことが最初は難しいからです。例えばテニスボールを腕の上で転がすことと、サッカーボールを転がすことを想像してみてください。大きい方が転がしやすいイメージが分かると思います。
軽すぎると弾んでしまうので重さは250g以上がおすすめです。

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3・プロが使っているボールの種類について

・著名ジャグラーはロシアンボールかビーンバッグユーザーが多い

個人的な意見ですがショービジネスの世界ではロシアンボールを使っているジャグラーが多く、ビーンバッグ派は現代サーカス系のジャグラーに多い印象です。
以下に動画と一緒に実例を上げていきます。
・ロシアンボール

Vladik
Cirque du SoleilのDralionプロモーション時の映像

Alexander Koblikov
比較的ボディロールがやりやすい80mmウクライナボールを使っています。

Viktor Kee
アメリカズゴットタレントの決勝、同じく80mmウクライナボールを使っています。

Stanislav Vysotskyi
Stanislavとベルリンで一緒に練習していた時はViktorのよりも小さめで殻も薄めのロシアンボールでした。感覚的には73~75mm位だったと思います。

・ビーンバッグ

Wes Peden
Gballzのビーンバッグ

Alex Barronの世界記録、14個ボール14キャッチ
片手で6個以上のスタートになるとロシアンボールでは厳しく、キャッチも含めビーンバッグの方が優位性が高いと思います。

その他のボールジャグラー
・ラクロスボール(?)

Anthony Gatto
昔ラクロスボールと聞いたことがありますが、とにかくゴム系の弾むボールです。このAnthonyの練習動画を見ると失敗した時にボールが弾むので分かりやすいです。
別の動画でジャグリングフェスティバルにAnthonyがゲスト参加した際にビーンバッグを触って、「いいボールだけど形が変わってしまうなら正確性はどうなるんだ?」と答えているところを見たことがあります。
使いこなせればどんなボールでも問題はないという究極の姿ですね。

・SIL-X+バルーン

Stefan Sing
Stefanは78mmのSIL-Xにバルーンを2枚被せた状態でジャグリングをしています。こうすることによっていつも同じ手触り、見た目のきれいさを確保できるからです。
本人はステージの前にこうやってバルーンを被せかえるのも儀式みたいで好きだと言っていました。
僕もSIL-X78mmを使っていたのでバルーンの被せ方を教えてもらって試したことがあるのですが、バルーン同士がくっつく感覚があったので個人的にはそのまま使う方が好きでした。

・mmx

Morgan Cosquer
使っていたのは70mm位のサイズだったと思います。
2005年頃にフランスでMorganに会い、スイスのサーカス学校を教えてもらったことがきっかけで僕は最終的にドイツに行きました。

・バウンスボール

Alan Sulc
チェコ出身のバウンスジャグラーAlan Sulc
12ボールフォースバウンスで12キャッチなど複数の世界記録保持者でもあります。

・ビッグボール

Dmitry Chernov
親子二代のビッグボールジャグラー。父親はValentin Chernov

・ピンポン玉

Picaso Jr.
同じく親子二代のジャグラー。残念ながら彼は2017年に若くして永眠してしまいました…

まとめ

初心者にはロシアンボール65mm、80~95gを5個購入することがおすすめ、ジャグリングがやりやすいボールで基礎を習得したら、その後に大きいサイズや違う種類などそれぞれが目指すスタイルでボールを選んでいけば良い。

余裕があるならステージボール100mm、250g以上を1個同時購入しておくと、ビーンバッグやロシアンボールで学べないボールならではの技も練習できる。

3個ボールジャグリングのやり方を知りたい方は、以前書いたはじめての3個ボールジャグリングのやり方記事をご覧ください。
ジャグリングの技、特に初級から中級の技は独学でも習得することができます。

この記事があなたのジャグリングボール選びの参考になれば嬉しいです。

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