こんにちは、まろです。
今回は僕がおすすめするリングジャグラーの動画を8個紹介します。
圧倒的なテクニックを持ったジャグラーから、独創的、クリエイティブなアイデアを持ったジャグラーまで効率良く見ることができます。
必見のAnthony GattoやWes Pedenなどは他の記事で紹介済なので、今回はまだ紹介していないジャグラー達を紹介していきます。
目次
1.Alexander Kulakov
今回の動画の中で僕の一番のおすすめです。パンケーキ、フラットスロー、マルチ、スライドなど、リングならではの技を高度なテクニックと一緒に次々に繰り出す姿は衝撃的でした。
僕がパリに滞在していた時に見たCirque de Demainに出場し、見事金メダルを獲得していました。
その半年前位からネットに動画が上がり話題になっていたのですが、国際的なステージに出演するのはCirque de Demainが初めてと司会者が紹介していました。
2.Tony Pezzo
7リングでのパンケーキなど、高度なテクニックがあるから可能な様々なアイデアとスタイル。
伝統的なサーカスジャグラーとはまた違う、新しいジャグリングを作っていくという姿勢、重要な現代ジャグラーの一人です。
3.Pavel Evsukevich
ヘッドバウンスをしながらのナンバーズや、背面でのキックアップからナンバーズへの復帰など、正統派ながら圧倒的なテクニックを持つ必見のジャグラーです。
Facebook上の最大のジャグリングコミュニティ、Juggling Rockの管理者でもあります。
世界中のジャグラーが日々動画を投稿してくるコミュニティ、Juggling Rockに参加していない人は是非参加しておきましょう。
4.Petter Wadsten
ラージリングでのナンバーズやバッククロス、ボディロールのバリエーションなど、技術とアイデアを合わせ持ったジャグラーです。
2008年に僕が出演した北欧ジャグリングフェスティバルのガラショーで、彼も出演者ということで出会いました。
そのガラにはまだサーカス学校に入る前のPatrik Elmnertも出演していたり、Emir Dahlも参加していたりと、北欧ジャグラーのレベルの高さに衝撃を受けたことを覚えています。
5.Laido Dittmar
リングのテクニック的には前出のPavel Evsukevichとかぶるところがありますが、Laidoならではの技も沢山見せてくれます。
Pavelとテクニックがかぶることにも理由があり、モスクワのサーカス学校でPavel Evsukevichと一緒に練習をしていたという過去があります。
2016年日本に招聘して、第3回横浜新ジャグリング競技会のゲスト及び4日間のジャグリングワークショップ講師も勤めてくれたLaido。
彼の「生まれつき才能がない人でも最大限早くジャグリングが上手になる練習方法」についての理論は、現在の僕の指導方法にも大きな影響を与えています。
現在はシルクドゥソレイユCorteoのジャグラーとして出演中です。
6.Arttu Lahtinen
3リングでのショルダーロールやアームロールなどのマニピュレーション的な扱い方、バリエーションとコントロール。
流行のスタイルの中でもさらに最先端のアイデア、ぜひ見ておきましょう。
7.Jeremy Jemes
少し古めの映像ですが、リングのスライドを様々なパターンに組み入れるスタイル、リングジャグリングの進化に寄与した重要なジャグラーです。
8.Filip Zahradnický
デンマーク、コペンハーゲンのサーカス学校出身のジャグラー。
リングジャグリングの枠にとどまらず、演劇性、創造性と、今回のジャグラーの中で僕が一番好きな演技をしています。
まだサーカス学校を出たばかりなので、これから有名になっていくジャグラーではないでしょうか。
・最後に
個人的に道具を沢山投げるナンバーズでは、リングジャグリングが一番華やかでダイナミックな見栄えがすると思います。
そこにリングならではの身体の上を転がしたり、リング同士を組み合わせたりと、アイデア次第でまだまだ新しい可能性を秘めているのがリングという道具です。
今回は正統派から独創的なスタイルまで様々なリングジャグラーを紹介しました。
といいつつ…
僕が一番好きなのはやっぱりSergei Ignatov。
僕のジャグリングの先生でもあるし、こればかりは理屈ではないですね。
尊敬と憧れ。