こんにちは、まろです。
失敗はジャグリングの成長過程の一部ですが、練習が上手くいかない時に失敗を修正しないと同じ場所から抜け出すことはできません。
ジャグリングの練習で壁にぶつかった時にどうすれば乗り越えていけるのか、より速い上達につながる考え方について書いていきます。
1.ジャグリング練習の失敗とは?
まず第一段階として自分の練習が上手くいっていないことに気づけるかどうかが大切です。
練習が上手くいっていない、何かを変える必要があるということに気づくことができなければ、もっと頑張ろう、もっと時間をかけようという位しか考えることができません。
そしてその単純な「もっと頑張ろう」という練習しかできないと、かけた時間や努力のわりに報われない練習になりがちです。
この記事で言う失敗とは、停滞、衰退、期待するほどの成長ができていない状態のことです。
ジャグリングの技術的な失敗の話ではなく、「練習のやり方」の失敗といったところです。
2.ジャグリングが上手にならない時に考えること
十分なジャグリングの練習をしているのに望む成長が出来ていない時は、まず取り組んでいる技術のどの段階で問題が発生しているのかを確認する必要があります。
自分が既に習得しているレベルに対して現在取り組んでいるメニューは難しすぎないか、または簡単すぎないか。
背伸びしすぎた練習が良くないのは分かりやすいと思いますが、実は既にできる技を練習するということも問題になることがあります。
例えば5個ボールのジャグリングができるようになったとして、その基本パターンを1000時間練習しても、1000時間後に7ボールジャグリングができるようにはなっていないでしょう。
3ボールの技を100種類習得しても、7ボールジャグリングは習得できません。
これは習得しているレベルに対して簡単すぎる練習をいくらやっても上達しない例です。
逆に5個ボールのジャグリングを10キャッチできない人が、「7個のジャグリングのための練習だけ」を1000時間やっても習得することはできないでしょう。
これは習得しているレベルに対して難しすぎる練習をしても上達が難しいという例です。
あえて言うなら難しすぎることの方がまだ可能性はありますが、モチベーションの維持、効率の良い成長にはつながりにくく、頑張っているという満足感以外の結果は得られない状態になってしまいます。
ジャグリングが上手にならない時にはまず今練習しているメニューが難しすぎたり簡単すぎたりしないかということを考えてみましょう。
・まとめ
ジャグラーとして成長するためには毎日目標、レベルは微調整されていきます。
もし実力が伸びているのに先月と同じ練習をしていたらせっかくの成長のチャンスを逃していることになるので、次のレベルに進めるなら即座に向かうべきです。
適切な次のステップに進む速度がイコール成長の速度につながります。
ただなんとなくジャグリングの練習をしている、自分の練習が計画通りに進んでいるかどうか客観的に確認していない人は、一度立ち止まって考えてみましょう。
きっと発見があるはずです。
どこがちょうど良い練習レベルか、メニューかというのはまた別の話ですが、ジャグリングの上達に必要な考え方は以下の記事にも書いているので参考にしてください。
・意識するだけでジャグリングが早く上手になる先生としての視点