こんにちは、まろです。
ジャグリングの演技、ルーティーンをつくれるようになるには、演技をつくる練習をする必要があります。
ジャグリングの技だけ練習すれば演技がつくれるわけではありません。
結論から言うとたくさんの振り付けや型を練習することが必要です。
その上でさらにおぼえた振り付けや型をつかって自分の演技をつくれるようになっていきます。
バレエダンサーが沢山のバーレッスンやセンターレッスン、舞台の経験をつんだ上で振付をつくるようになったり、ピアニストが沢山のエクササイズをこなした上で曲のレパートリーを増やし、そこからさらにオリジナルの曲を作るようなイメージです。
今回はジャグリングの演技をつくるために必要な3つの練習段階について解説します。
1. 振り付けの型、バリエーションをおぼえる
僕自身の反省でもあるのですが、振り付け練習をしたことがないジャグラーに、自分で振り付けをつくる方法を教えてもしっかり振り付けをつくることはできません。
普段の練習からたくさんの振り付け練習を繰りかえして、振り付けのバリエーションやからだのうごかし方を覚えることが最初です。
ダンスレッスンにいけば初級でも上級でも先生の振り付けを習うように、ジャグラーも振り付けの練習が必要です。
ジャグリングは技術と振り付けが独立しているので気づきにくいのですが、振り付けは振り付けの練習をしないと伸ばすことができません。
振り付けの例や型として、僕のYoutubeチャンネルにいくつか動画をアップしているのでよければ練習をしてください。
2. 演技づくりのエクササイズをする
2段階目は演技を創りだす練習です。
具体的には演技づくりのためのエクササイズをこなしていきます。
たとえば空間を大きくつかう練習だったり、ジャグリングで感情を表現することだったり、身体のポーズをつくりながらジャグリングをする方法や即興だったり。
テーマをもとに、自分がみじかい振り付けをつくる経験をつんでいきます。
3. 演技構成の型をまなび、自分の演技をつくる
自分でジャグリングの短い振り付け、ルーティーンをつくれるようになったら、それを演技構成の型にあてはめていきます。
演技の型はいろいろありますが、王道は起承転結や序破急のパターン。
それをジャグリングで構成する方法、ストーリーや世界観を表現する型をつかいながら、自分の演技をつくっていきます。
ジャグリングのルーティーンをつくる時の起承転結についてはまた別にはじめてジャグリングの演技をつくるときのコツという記事を書いているのでご一読ください。
4. 演技づくりの型をはなれて、自分だけの演技をつくる
自分の演技をもって、ステージでの実践を繰りかえすうちにだんだん演技の型をはなれて自分だけの演技をつくれるようになっていきます。
最初に演技をつくるときにはガイドが必要なので、確立されている考え方やスタイルを学ぶ方が効率が良いのですが、型をつかうイコールどこかで見たことのある演技になってしまいます。
自分だけの演技をつくりながら、それが自分が意図したように観客につたえられるようになる、これが演技づくりの4段階目です。
・まとめ
ジャグリングの演技をつくるには、演技づくりの練習そのものが必要です。
演技づくりの練習は4段階あります。
- 1段階目 振り付けの型、バリエーションをおぼえる
- 2段階目 演技づくりのエクササイズをする
- 3段階目 演技構成の型をまなび、自分の演技をつくる
- 4段階目 演技づくりの型をはなれて、自分だけの演技をつくる
演技作りのやり方や自分の演技をつくれるようになったら、最後にはその型を離れる必要があります。
自分がどうすればいいか分からない、確信がもてないうちはすでにある型からまなび、演技のつくり型がわかったらそれを自分だけのものにしていく。
僕のYoutubeチャンネルではこの1~3段階目について、振り付けやり方動画をアップしていくのでぜひ参考にしながら練習をしてください。